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昔の PLL IC を使う?
自作で、無線機を作ろう!!と頑張って居た方は、旧型のPLL ICが、部品箱に残っていると思います。
今は、あまり出番がなくなってきました。
そこで、無線用の簡単な測定器や、色々な応用を考えてみます。
部品箱の中を整理してみませんか。
我が家には、MSM 5807 MB 8719 μPD861C HD42851 MC145163等が、ありました。
CB無線機など用に、色々なPLL ICが、存在していました。
パラレル入力の旧型から、シリアル入力の最新型まで、色々あって何か作るには便利でした。
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PLLの簡単な原理から。
周波数の安定は、PLLシンセサイザー方式でVCO発振を使い、変調を掛けます。
PLLの例
無線機を自作しようと頑張った方々のパーツBOXには、いくつかのPLL ICが残っていると、思います。
今回製作した、古いPLL IC
50年位前に、アメリカへのCB無線機の輸出で
水晶が不足し、沢山の種類のPLL ICが出て来ました。
当時、ハムジャーナル(季刊誌)に投稿した事を、覚えています。
CQ Ham Radio 別冊 HAM Journal No.18
PLLシンセの設計製作
アマチュア無線機も、少しずつPLL化されて、世に出て来た頃です。
50MHz用に、シグナルジェネレーターを作ってみました。
SSGでは無く、ただのSGです。受信機の調整に使います。
PLL部基板
PLL 回路
できるだけ簡略化して、作ってみました。
VCO制御電圧は、50.20MHz付近で、2.4V 52.47MHzで、5Vになるように調整。
PLL 制御回路
プリミックスのX-Talは、手持ちの物を使ったので、このような構成になりました。
74HC192のプリセットは、電源SWをONしたときに、表示される周波数にプリセットします。
74HC193は、PLLの発振周波数が、表示周波数と一致するよう設定します。
蛇の目基板に、組み込みました。
制御する方法は?
ロータリーエンコーダーの場合。
アップダウン SW で作った場合。
スイッチ チョン押しで、ワンパルス
長押しで、連続パルスが、出ます。
アッテネータ/ローパスフィルター
SG OUTは、ミスマッチですね。
PINダイオードは、電力スイッチ以外の物を使います。
-107dBmは、50Ω負荷で 0dBμ 1μVに、なると思います。(最低出力は、この位)
SGのスプリアスを測定
出力が小さくて、高調波は、計測困難でした。
前パネル。
今、主流のICは、シリアル入力なので、PIC IC等でプログラムして使えば良いと思います。
今回は、古いICを使うのが目的なので、このような構成になりました。
ロジックICを使う場合は、電源のパスコンを適宜入れておきます。
誤動作で困らない様に。
書きかけです。つづく・・・・・・・・。